戻っておいでよベイビー (戻る家がまだ残されているなら)
来週はクリスマス。そんな何処か浮き立った様子の街を見つめながら、午後13時の秋葉原にて今これを書いています。喫茶店のカウンターに座っている僕は時折、窓の外からビルの足元を眺めています。サンタの格好をした女の子が街路樹の近くでチラシ配りをしていて。彼女は手にしたチラシを懸命に...
ここはヘブン、か? ━━━Klan Aileen松山さんとレコーディングした話
これを書いているのは2019年7月29日。東京は梅雨明けをしました。平年より8日遅い? 昨年より1ヶ月遅い? って言うのは、そもそも比較対象として正当なのかが正直よく分かりませんが、そんなこともあってまあ暑く、ムシっとしていて、なんだか集中力を欠く陽気です。ただ僕が今集中力...
もしもこれが恋なら、電撃みたいだね ━━━音楽と言葉、STYLO
方法はたったひとつ このまましばらく音楽を鳴らすこと 男と女を自然に通り抜けながら もうひとつの世界で 宇宙の中のもうひとつの世界で ─── 僕の中で音楽と言葉には明確に関連があって、不可逆的でかなり淫らな関係性を営んでいます。それらがいつから固い契りを結んだのかははっきり...
mihauと名付けられた僕の身体の外側の意思、あるいは棺桶としての彼女たちについて
こうして文章を書く場を自分自身で設けた、または課した、ということは、ある種の欲望なのか、あるいは責任感なのかは正直分かりません。ただしこの場を作るということに関しては、(バンドとしてではなく)レーベルとしてホームページを作ると決めた段階で真っ先に頭を過ぎって行ったことでした...